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『著しい』コトバとは、「はっきりわかる」。「顕著である」というような意味です。かなり断定的な気持ちの表現のような気がします。

問題文を見てみると、12問中1問が×です。確率は8.3%で×の確率はかなり低いことが確認されます。

つまり、『著しい』というコトバのある問題で、正誤が分らない場合○ではないかと考えてみてみてはどうでしょうか。

 

 

設問

肢問

正誤

キーワード

  問 題

H22

9

1

O

木構造

1.地盤が著しく軟弱な区域として指定する区域内において、地震力を算定する場合、標準せん断力係数Coは0.3以上とする。

H22

26

4

O

各種構造総合

4. 一次設計用地震力によって生じる各階の層間変形角が 1/100 となったので、別途に、帳壁、内外装材、設備等に著しい損傷の生じるおそれがないことを確認した。

H21

26

3

O

構造計画

3. 梁が鉄骨造で柱が鉄骨鉄筋コンクリート造の建築物を計画する場合は、一般に、柱鉄骨の曲げ終局強度が、梁鉄骨の曲げ終局強度に比べて著しく小さくならないように計画し、柱梁接合部における円滑な力の伝達を図る必要がある。

H20

22

4

O

構造計画

4.同一の建築物の基礎において、杭長に著しい差がある場合には、不同沈下による影響を検討する。

H18

8

4

X

荷重・外力

4.ガスト影響係数 Gf は、一般に、建築物の高さと軒の高さとの平均 H に比例して大きくなり、「都市化が極めて著しい区域」より「極めて平坦で障害物がない区域」のほうが大きくなる

ガスト影響係数は、風の時間的変動により建築物が揺れた場合に発生する最大の力を算定するための係数(瞬間最大風速/平均風速)です。都市化された区域では、高層の建築物などの影響により、風速は一定せず平均風速を大きく上まわる瞬間最大風速が起こる可能性があります。したがって、「都市化が極めて著しい区域」より「極めて平坦で障害物がない区域」のほうが小さくなるが○。

H16

8

3

O

荷重・外力

3.風圧力における平均風速の高さ方向の分布を表す係数は、一般に、「極めて平坦で障害物がない区域」より「都市化が極めて著しい区域」のほうが小さい。

H16

10

1

O

木構造

1.地盤が著しく軟弱な区域として指定する区域内において、許容応力度計算を行う場合、標準せん断力係数Cは、0.3とした。

H12

20

5

O

構造計画

5.一次設計用地震力によって生じる各階の層間変形角については、帳壁、内外装材、設備等に著しい損傷の生じるおそれがないことが確認された場合は、1/200以内とすることができる。

H09

10

3

O

木構造

3. 2階建の建築物において、地盤が著しく軟弱な場合、地震力に対する耐力壁の所要有効長さは、通常の場合の1.5倍とした。

H09

15

4

O

鉄骨構造

4. 鋼材の疲労強度は、応力集中、切欠き等に著しく影響される。

H09

17

4

O

鉄骨構造

4. 高力ボルト摩擦接合部においては、摩擦面の密着性がわるくなると、すべり耐力が著しく低下する。

H09

20

1

O

構造計画

1. 地震力によって生じる各階の層間変形角については、帳壁、内・外装材、設備などに著しい損傷の生じるおそれがないことが確認された場合は、1/120以下とした。

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